へりくつ剣道参考書

剣道家ブロガーのつぶやきです。大人から剣道を始めた自分だからこそ伝えられる内容を書いています。剣道に関するあれこれを、自分なりの解釈を交えながら綴ってまいります。

剣道上達には「頭で考えること」だけでは足りない!

みなさんこんにちは。

akikotapapaです。

 

最近、とあるYoutuberさんの影響で魚さばきにハマっています。

 

動画で見ていると、あらゆる魚をいとも簡単にさばいていくので、自分も出来るような気になってしまうんですよね。(笑)

 

動画で何度も見て、さばく手順はだいたい頭に入っているので、自分もやってみようということで、鯛を買ってきて実際にさばいてみました。

 

当然ですが、まぁこれでもかって程に思うようにいかないわけです。

 

なんとなく理屈ではわかっていても、実際にはなかなかうまくいかないんですよね。

 

そんなことをしていて、ふと頭によぎったことがありました。

 

「剣道でも、理屈ではわかっていても実際にはなかなかできない。これと似てるな。」と。

 

というわけで今回は、理屈で考えることと実際に試すことの重要性についてお話ししていこうと思います。

 

 

■理屈で分かっているだけではダメ

例えば、八段の先生の剣道の動画を見ていて、そうやって攻めて相手を動かせば良いのか、と思うことがあったとします。

 

その動画を繰り返し見ているうちに、理屈はしっかりと頭で理解できたつもりになり、自分もその技を使えるような気分になります。

 

そして、自分も稽古の中でその動きを真似してみようと試してみます。

 

しかし、そんなことをやったところでまったく思い通りにならず、相手には容赦なく打たれてしまうでしょう。

 

実は、この状態は動画を繰り返し見ることで、理屈を理解したつもりになっているだけで、実際には本質をつかめていない状態なのです。

 

 

■コツをつかまなければ自分の技にならない

他人の剣道を実際にも見たり、動画で見たりしただけでは、到底自分の技にはできません。

 

本当に自分の技として習得して実践している人というのは、理屈で本質を理解しているだけでなく、何度も同じ技を練習して、いつどのタイミングでどこにどのように力を入れるのか?といったような、コツを掴んでいます。

 

さらに、頭だけでなく身体全体でその動きを覚えているからこそ、瞬間的に適切な動作が行えるのです。

 

「無心の一撃」という言葉があるように、頭で考えて動いているようでは、自分の技になったとは言いにくいと思います。

 

何も考えずとも、反射的にその技が繰り出されてこそ、自分の技になったと言えると考えています。

 

 

■習得に必要なのは理解を深めること

見て覚えただけでは自分の技にはならないというお話をしましたが、どのような過程を踏んで習得に至るのでしょうか。

 

何か習得したい技があるとします。

 

その技を、何十回も何百回もひたすら練習すれば良い、というわけではありません。

 

まずは、人の剣道や動画等で習得した技を見て、どうなっているのかをよく頭で考えることが必要です。

 

そして、どうなっているのかが分かったような気がしたら、それを稽古の中で試してみます。

 

そのときは、そのコツを掴んでいるわけが無いので、その技は出来なくて当たり前です。

 

ただし、ここからが重要になります。

 

稽古で試したが出来なかったことに対し、なぜ出来なかったのか、何が悪くてうまくいかなかったのかを、じっくりしっかり考えることが大事です。

 

そうして、あるとき発見をするタイミングが来ます。

 

その発見というのは、目で見ているだけではまったく気づかない発見のはずです。

 

その発見したことをまた稽古で試し、正解だと感じたならば、その動きを何度もイメージどおりに出来るように繰り返し練習します。

 

もし正解ではないと感じたならば、また考え直すことが大切です。

 

ただし、正解ではないと感じたとしても、それは後戻りではありません。

 

今までは正解か不正解か分からなかったことに対し、不正解と思える結論がひとつできたということなので、間違いなく進歩なのです。

 

せっかく考え抜いて出した答えなのに、違ったとなればショックは大きいですが、間違いなく進歩しているということを信じ、諦めずに頑張りましょう。

 

逆に、正解していたとしても、その技を繰り返し練習しているうちに、また新たな発見があるかもしれません。

 

そうなると、動画で見ていただけのころとはまったく違うレベルに達しているはずですので、自信をもって練習を続けましょう。

 

 

■まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

今回は、実際に試してみることの重要性についてお話ししました。

 

おさらい

・頭でわかっているだけではだめ

・とにかくやるだけでもだめ

・コツを掴まなければ自分の技にはならない

・頭で考え抜くことで発見があり、試してさらに理解が深まる

・理解が深まることで、またわからないことが出てくる

・そしてまた考えて、また新たな発見をする、の繰り返し

 

情報として技術を知り、体験することで自分のものになるのです。

 

今の時代は、情報があふれています。

 

中には、間違った情報も流れているかもしれません。

 

その情報が正しいのか、誤った情報なのかが分からないままでは、自分が正しい道に進んでいるかがわかりません。

 

さらに、誤った情報を正しいと信じて進んでしまうと、気づかないうちにとんでもない方向へ進んでしまいかねません。

 

そんなことにはならないように、情報として取り入れた技を自分のものにしようとした場合には、頭で考えつつ実際に自分で試してみる、ということを意識してみてください。

 

きっと、自分自身の剣道のレベルが驚くほど上がっていくと思います。

 

焦ることなく、自分のペースで、かつすごいスピードで上達できることを願っております。