みなさんこんにちは。
akikotapapaです。
新型コロナウィルス(COVID-19)の影響で、稽古ができない日々が続いております。
今は2020年4月ですが、最近の様子を見ていると、稽古自粛はかなりの長期間になりそうな雰囲気です。
稽古自粛期間が数ヶ月どころでは済まない可能性もありますが、このような長期間稽古ができない状況において、どのように剣道の技術と体力を維持するかが課題となるのではないでしょうか。
また、技術や体力を維持するためには、相当に高いモチベーションを維持する必要もあります。
そこで今回は、稽古ができない期間のモチベーション維持の仕方についてお話ししようと思います。
■モチベーションを維持する目的
まず、モチベーションを維持する目的を明確にしなければいけません。
目的は人それぞれで良いと思いますが、忘れてはいけないのは、無理してまでモチベーションを維持する必要は無いという事です。
どうしてもモチベーションが上がらないという人は、無理してモチベーションを上げようとすることで、逆に剣道が嫌になってしまう可能性があります。
モチベーションを維持する根底にあるものとして、もっと強くなりたいとか、上達したいというような、何か目標があると思います。
目標を達成する、もしくは達成から遠ざかってしまわないようにする為に、モチベーションを維持するの必要があると考えています。
■剣道から離れすぎない
モチベーションを維持するためには、何もせずに日常生活を送るだけでは、モチベーションを維持することはなかなかできないと思います。
何かしらの形で剣道の研究をすることで、剣道から離れないということが大事だと思います。
研究の仕方にもいろいろあると思います。
素振りをしたり、動画を観たり、いろいろ調べものをするというのもあるでしょう。
素振りに関しては、他の記事でも触れているため、今回の記事では触れず、動画を観ることや調べものをするということについて書いていきます。
素振りの記事はこちら
■研究その1 動画を観る
研究する手段のひとつ目は、動画を観るということです。
今は、インターネットで様々な動画が無料で観れるので、観たい動画はほとんど見つかるでしょう。
では、どのような動画を観たら良いのでしょうか。
これは、その人がどのようなタイプの剣道を目指しているかによって異なると思います。
もし、八段の先生のような剣道を目指しているのであれば、「八段審査」であったり、「八段 稽古」というような調べ方をするのが良いでしょ
う。
また、高校や大学で試合に勝つ剣道を目指しているのであれば、「全日本学生一本集」や、「高校剣道一本集」で調べれば、適した動画が出てくると思います。
さらにレベルの高い試合の動画を求めるのであれば、「全日本剣道一本集」が良いでしょう。
中には、この中間のような超ハイレベルな動画もあります。
それが「八段優勝大会 一本集」です。
八段の威厳と厳しい攻めに加え、有効打突の奪い合いというのは、もはや意味不明レベルです。
このような動画は、何度観ても、自分のレベルが上がるにつれて気づくことが異なってくるのでおススメです。
自分に合った動画を観ることで、様々な気づきがあると思います。
■研究その2 本を読む
研究する手段のふたつ目は、本を読むことです。
本といっても、私がおススメするのは、昇段審査対策や試合に勝つための練習メニューのような本ではなく、本質に迫るような本をおススメします。
例えば、宮本武蔵の「五輪の書」のような、剣道の技術というよりは精神論に重きを置いたような本です。
このような本を読むと言うことは、目に見える剣道を真似するような学び方ではなく、内面から学ぶことになるため、剣道に対する姿勢が変わると思います。
ただし、内容はかなり難しいと思います。
しかし、稽古ができない時だからこそ、時間をかけて内容を理解しながらじっくりと本を読むことで、剣道の土台を固めるのもアリではないでしょうか。
土台を固めると言うことは、目指す方向を定めることにも繋がると思います。
自分が向かう方向をしっかり決めることができれば、途中で「あれ?このまま続けて良いのかな?」と迷うことも少なくなるでしょう。
自分の剣道上達に集中する土台をつくると言う意味でも、読書は大いに意味があると思います。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、稽古ができない期間のモチベーション維持の仕方についてお話ししました。
稽古ができない状況では、剣道から完全に離れてしまうことは簡単です。
しかし、少しでも強くなりたい、上達したいという気持ちがあるのであれば、自分なりに工夫して研究する努力をすることが大切です。
この記事を読んで頂いている方は、何か剣道に対する思いがあり、ヒントを探しているということを意味していると思います。
この記事が何かヒントになり、意味のあるものになっていれば幸いです。
最後まで読んでいただき有難うございました。