へりくつ剣道参考書

剣道家ブロガーのつぶやきです。大人から剣道を始めた自分だからこそ伝えられる内容を書いています。剣道に関するあれこれを、自分なりの解釈を交えながら綴ってまいります。

剣道にスピードやパワーといった筋力は必要なのか?

みなさんこんにちは。

akikotapapaです。

 

みなさん、剣道に筋力って必要だと思いますか?

 

いまだに自分のなかで答えが出ない疑問です。

 

もちろん、歩いたり竹刀を持ったりする筋力は必要ですが、ここで言いたいのは、ゴリゴリの身体が必要なのか?という疑問です。

 

今回は、剣道に筋力が必要か?という疑問について考えてみたいと思います。

 

 

■必要なのは筋力か?

まず、剣道の上達に必要なものは筋力なのか?ということですが、筋力があるに越したことは無いでしょう。

 

竹刀を素早く触れたり、瞬発力が上がったりという効果がありますので。

 

ただ、相手を打つことに対しては、少なくともパワーはそこまで必要無いのではないでしょうか。

 

ある程度の打突の強度は必要ですが、激しい筋トレをしないといけないほどの強度は求められないと思います。

 

筋力は、技量が足りない部分を補うことができますが、言い換えれば、筋力があるがゆえに技量不足がわかりにくくなってしまう、ということでもあるような気がします。

 

スピードやパワーに任せた剣道をするのではなく、技術と心で戦う剣道ができれば、人並み外れた筋力は必要ないように感じています。

 

 

■武道の達人は痩せている人もいる

武道の達人と呼ばれる人たちがいますが、その人たちの中には、筋肉量や筋力がずば抜けているような人は少ないように感じます。

 

むしろ、比較的細身の人が多いのではないでしょうか。

 

また、剣道八段の先生を見ても、同じようなことが言えると思います。

 

八段の先生というのは、基本的には若くても40代後半の年齢で、80歳を超えた先生もいます。

 

しかし、体力バリバリの若者が範士八段の先生と稽古をした時は、体力もスピードも勝るはずの若者が簡単に打たれてしまうということがよくあります。

 

これを考えると、現役大学生のようなバリバリの体力が無くても、相手に勝つということは十分に可能なのかも知れません。

 

 

■筋力に頼らない剣道

逆に、スピードやパワーといった体力に頼りきった剣道をしていると、若いうちはそれでも良いのでしょうが、ある程度の年齢になったとき、身体に無理が生じてきてしまいます。

 

そうなると、剣道のスタイルを変えざるを得ません。

 

しかし、長年若さに頼った剣道をしてきて、それが身体に染み付いているとしたら、その状態から剣道のスタイルを変えるということは非常に大変なことだと推測します。

 

それであれば、若いうちから、筋力に頼らない剣道を実践できるように、心と技術を磨いたほうが、長期スパンで考えた時に意味のあるものになるのではないでしょうか。

 

 

■剣道の奥深さ

とは言え、筋力に頼らない剣道なんていうものは、ちょっとやそっとじゃできません。

 

長年の不屈の努力と修行を積んでこそ、成し得る業なのだと思います。

 

簡単に筋力に頼らない剣道ができるのだとしたら、剣道は武道として成立せず、普及もしなかったでしょう。

 

ここにも、剣道の面白さと奥深さがあるのだと思います。

 

筋力に頼らない剣道をするということは、スピードにもパワーにも頼らない剣道をするということになります。

 

しかし、スピードが無ければ相手の早さに負けてしまい、簡単に打ち負けてしまうでしょう。

 

そこで、心の出番となるのです。

 

心で負けず、相手の動きを鈍らせることができれば、打たれないどころか、隙をついて打突することができるでしょう。

 

これこそ、八段の先生が若者に負けない理由なのだと思っています。

 

 

 

■まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

今回は、剣道に筋力が必要かという疑問について考えてみました。

 

筋力というのは、人並み外れた筋力は必要ではないように感じます。

 

筋力の代わりに、心を鍛える修行が必要なのかもしれません。

 

ただ、若いうちにスピードのある剣道をすることで、打突の機会を得ることができるようにも思います。

 

まずは筋力をつけ、スピードがある状態で稽古を重ねることで打突の機会を体得し、徐々にスピードを落としても打突の機会を捉えられるようになるというのも、上達の手段なのかもしれません。

 

何がどうなれば八段の先生のようになれるのかは、いまだに理解不能ですが。(笑)

 

特に答えがある内容ではありませんが、剣道の本質を考えるきっかけになればと思います。