みなさんこんにちは。
akikotapapaです。
ただ今、新型コロナ(COVID-19)の影響により、日本全国で剣道の稽古ができない状況になっています。
Twitterとかで見ていても、それぞれに工夫をして自主練に励まれている方が多いです。
特に多いのが素振りですね。
せっかく素振りをするなら効果的にという事です、先日このような記事を書きました。
しかし、雨が降っていたりすると、外での素振りは出来ないですよね。
でも、素振りは家の中ではなかなか出来ない方が多いと思います。
中には天井が高いお家もあるかも知れませんが、そんな方は羨ましい限りです。(笑)
正座して振る方法もありますが、やっぱり足さばきも合わせてやりたい。。。
そんなときに便利なグッズがあるので、今回はそちらを紹介してみようと思います。
■家で振るには絶対必要な条件
便利グッズの紹介に入る前に、家の中で振ることを考えた時に、欲しい機能を整理しておきます。
まずは何と言っても短いことですね。
長いと天井を貫いてしまいますので。
ただ、単純に竹刀を切って短くしてしまっては、振った時の負荷がどうしても減ってしまいます。
だからといって重りを自作で付けるのは、万が一飛んでいってしまった時を考えると、ちょっと怖いです。。。
短くてある程度負荷がかかるものが理想的ですね。
これを踏まえて、便利グッズを紹介していこうと思います。
ちなみに、これは私が実際に使っているものですので、使った感想を含めてお話ししようと思います。
■便利グッズ「面鳴り」
便利グッズ、その名も面鳴りです。
楽天市場で探してみると、普通に売っていました。
これが私が持っている物の写真になります。
【全体像】
【柄部分】
この面鳴りという道具は、教士八段の先生が開発した練習用の道具です。
初めてこの道具を見かけたのは、全日本剣道選手権を観に行った時の売店でした。
どのようなものかと言うと、この面鳴りを持って素振りの動作をした時、面の位置で止めた瞬間のインパクトで「カン」と音が鳴るようになっています。
面鳴りの中に重りが入っていて、振った時の遠心力で中の重りが先端に勢いよく当たり、その当たった音が鳴るという仕掛けです。
左右の手の力のバランスが悪かったり、スピードのバランスが悪かったりすると、音が鳴らなかったり、鳴り方が弱かったりしてしまいます。
私も買った当初は、なかなか音は鳴りませんでした。
左手の力の入れ方や、右手の使い方をいろいろ工夫しながら振っているうちに、音が鳴る振り方を覚えました。
この面鳴りで音が鳴らせるようになると、普通の竹刀で同じように振った時の冴えが抜群に良くなります。
さらに、この面鳴りでは、竹刀で振るよりも圧倒的に良いことがあります。
それは、「音」で確認できることです。
普通に竹刀を振っていても、自分の振りが正しいのか正直曖昧な判断しかできません。
しかし、面鳴りなら明確に音で教えてくれるので、1本ずつ音で確認しながら振ることができるというのが最大の利点です。
面鳴りを振っていてわかったのは、振り下ろして肘が止まるタイミングと腕が止まるタイミングが合った時、剣先がよく走るという事です。
(この感覚は使った人それぞれで異なるかもしれません)
この剣先を走らせる振り方、手の使い方を覚えられれば、それがそのまま打突の冴えに繋がるのです。
そして、家の中で振るにも適している長さです。
サイズがSとLの2種類があり、それぞれの規格は下記の通りです。
Sサイズ:長さ600mm、重さ582g
Lサイズ:長さ700mm、重さ630g
私が使っているのはLの方なのですが、Lでも長さが700mmしかない為、天井に当たる心配がありません。
この700mmという長さがどの程度かと言うと、小学生の1番短い32(さぶに)という長さの竹刀でも、竹刀規定で990mm以下となっていますので、小学生の1番短いよりも29cmも短い長さと言うことになります。
ちなみに、Sは小学生以下、Lは中学生以上が推奨となっていますので、大人用に買ったLサイズを小学生が使うには少し負荷がかかり過ぎるてしまうかもしれませんので、注意が必要です。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、家の中でも素振りができて、かつ冴えも確認しながら行える面鳴りをご紹介しました。
稽古ができないから、せめて素振りはしたい!
でも、外で振るのはちょっと、、、という方にオススメのグッズです。
「ちょっと気になるなぁ」という方、楽天市場から覗いてみてはいかがでしょうか。