へりくつ剣道参考書

剣道家ブロガーのつぶやきです。大人から剣道を始めた自分だからこそ伝えられる内容を書いています。剣道に関するあれこれを、自分なりの解釈を交えながら綴ってまいります。

面打ちの打突強化!!「バコーン感」への道のヒント

みなさんこんにちは。

akikotapapaです。

 

先日、実業団の大会でなかなか一本が取れず苦しみました。

 

打った時の「バコーン」感が足りない気がしてずっと探していたんです。

 

それで今日、実業団の試合後初となる道場の稽古に参加してきたのですが、その「バコーン感」を得るヒントが偶然得られたような気がするので、今回はそのことについて書いていこうと思います。

(自分の備忘録も兼ねて。。。)

 

■バコーン感への道①

これはもともと自分の課題でもあるのですが、「力み」があります。

 

どうしても力んでしまうと、当たる瞬間のインパクトが弱くなってしまいます。

 

そのせいで「決まったー!」というバコーン感が得られていないんだと思います。

 

ただ、この力みに関しては、もともと課題として考えていたことなので、本題ではありません。

 

■バコーン感への道その②

これこそが今日収穫した本題の解決法「と思われる」ことです。

 

それは、振りが小さいこと。

 

自分は、背が小さい方なので、竹刀の柄も短くして使っています。

 

柄が長いと、どうしても体が流れるようになってしまって腰が入らなくなってしまうんです。

 

なので、柄は短いのを使っているのですが、柄が短いと、竹刀を振るのが大変になるんですよね。(これは物理現象から言ってごく当たり前っちゃあ当たり前なんですが)

 

そのせいで、しっかり振り上げが出来ていないことを今日の稽古で指摘を受けました。

 

今までは、相手の面の上15センチくらいを突くようにして前に出し、そこから竹刀をストンと落としつつ左手を引くイメージで打突する意識だったのですが、それを指摘されました。

 

今日言われたのは、

「力を抜いてリラックスして構えた状態から、肘と手首はそのままで肩を軸に腕全体で竹刀が垂直になるくらいまで振り上げる。そこから素早く振り下ろしなさい。」

でした。

 

ここでも力を抜くことは言われましたが、それよりも振り上げを言われたことに「なるほどぉ・・・」でしたね。

 

確かに、言われてみれば振り上げはあまり意識していませんでした。

 

さらに言われたのは、

「その振り上げと同時に足も前に出して、打つ時は顎を引いて、目線を相手の首元に落とすイメージで。」

でした。

 

というわけで、次回からの稽古で試してみようと思います。

 

 

■おさらい

・力みをなくしてリラックスして構える

・手首と肘は動かさず、肩で振り上げる

・振り上げと同時に足も出す

・打つ時は顎を引く

 

これをしばらく意識して、何か感触が得られることを願います。